そして皆様お待ちかねの、ホテルでございます。

丘の上にそびえる、美しき宮殿。Nizam (Hyderabadの統治者) の私有地だった為、近年まで一般人が入ることはできなかったのですが、2000年にTajホテルグループが買い取り、世界でも最も美しいホテルの一つとして蘇りました。

まだホテルとして生まれ変わって1年しかたっていないので、まだ現地の人でも宮殿=ホテルという認識は浸透しておらず、日本人の滞在者もあまり多くはないみたいです。


門から玄関までは、こちらの馬車に乗って。隣に座っているのが父なのがちょっと残念。


ウサギも大興奮!

こちらのホテルでは、インド料理のAdaaとイタリアン系のCelesteの二つのレストランが有り、朝食はCelesteで頂くことになります。私は父とランチをこちらでしたのですが、高い天井と淡いセージグリーンの壁に美しいダマスカス織りのテーブルクロス、そしてとても感じのいいウェイター君。めちゃめちゃ女子好みな雰囲気です!



私の前菜の、”パルマプレート”。生ハムがスイカとイチジクに何か不思議なフルーツと一緒に出されます。でもお味は、代官山でいつも頂いている方が好きでした…。

(これから下は、映画祭閉会式直前にデジカメを壊してしまった為、携帯によるひどい写真になってしまいますポロリ…)

Nizam Suite (203号室)


Nizam Suiteのベッドルーム。色がとにかくきれい!

とても広いバスルーム。大理石のフロアがきれいです。

Nizam Suiteに付いている、専用プール。

High Tea

15時〜のハイティーは、英国式とインド式の2種類が楽しめます。インド人はスパイスの使い方は天才的でも、それ以外は苦手なような気がしていたので、私はインド式の"Nizam Hightea"を。サンドウィッチの他、小さなサモサや揚げ物系が数種類、そして一番下の段には甘〜い小さなケーキが10ほど!その上に大きなスコーンが4つも付いて来て、お腹いっぱいで半分ほど残してしまいました。面白いと思ったのは、スコーンには定番のジャムの他、唐辛子系ディップが2種付いて来たことです。最初はむむ?と思ったものの、いや、これはハマるかも。


ハイティーはチップを入れて、約3000円。どんどんドリンクがお代わりされるので、お腹がタポタポ。

Spa

宿泊者以外は利用できない、Jiva Spa。私以外の利用者は見かけませんでしたが、基本的にこれは日本のスパと同じ感じです。お値段的には、日本よりは安いけれどインドの同等クラスよりはちょっと高め(60分アロマで約9000円)。でも中庭の小さなプールと庭が見渡せ、朝はヨガもでき、最高に気持ちがいい雰囲気です!

Gossip Room

私が最も好きだったのが、女性がたくさん集まってゴシップを交わす部屋とされる"Gossip Room"です。携帯だと色が分からなくて残念なのですが、本当に繊細な色調でとても洗練された雰囲気の所です。



でもここの一番の良さは、やはりSERVICEです。

門番の一人に「お疲れのようですね」と言われたので、転んでカメラを壊して沈んでいるの、とこたえたら、何と翌日には全てのホテルマンにそのことが知れ渡っており、何と使い捨てカメラを用意して下さったのです。その上、空港へ向かう前にホテル内をブラブラしていたら、アシスタントオフィスマネージャーの方が向こうのカメラで写真を20枚ほど撮って下さったんです!!!ほとんどが暗かったためにボケボケだったのが残念ですが、でもそのお心遣いが最高に嬉しかったです。

そしてこちらの3枚が、その方が撮って下さった写真。色々とポーズを付けさせられたので私らしからぬ写真で恥ずかしいですが…でもモデルごっこ楽しかった♡!




母にゲラゲラ笑われた一枚…。


古い本を開けて「何か書いてるふりをして」と言われたので言われるままに…。でもとにかく素敵な方だったので、私はただただ有頂天でございました。

来年あたり、また行かなくてはっ!。アンティでツアーを組んだら、皆様いらっしゃいますか?

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Taj Falaknuma Palace
Engine Bowli, Falaknuma,
Hyderabad - 500053, India